こんにちは!
教習指導員のカズキチです。そろそろ教習もラストスパートですね!よくここまで頑張りました。
二段階も終盤、終わりに向かって最終調整をしている段階ではないでしょうか?
『本当に卒業できるのかな』『自分は大丈夫なのかな』
教習生なら誰もがそんな不安を抱えるのがこのラストスパートの時期。
でもこの記事を読んでくれれば絶対大丈夫!!
今回は現役で指導員をしている私だからこそ教えられる、
『これだけ気をつければ絶対合格できる!』という合格条件を、皆さんにシンプルに伝授していきます。
さあ!早速見ていきましょう!
Contents
卒業検定ってどんなことをするの?
教習所生活も終盤。まもなく二段階のみきわめ!
でも、どんなことを卒検(卒業検定)でやるのかわからないと不安だし、イメトレもできないですよね?
まずは卒業検定のイメージから植えてつけていきましょう!
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卒検は、まず路上の採点から始まることが多いです。
受験者+検定員+次の受験者と3人を乗せた検定車に乗って検定スタートです!
※検定のスタートが学校から始まらない場合は検定員がスタート地点まで運転する場合もあります。
●まずは路上での採点!
イラストのような配置で検定はスタートし、路上での採点が始まります。
路上走行中に検定員から「停車可能な場所で停車してください」と指示がありますので駐停車禁止場所を避けて道路の端に停車してください。
停車が完了すると、また路上走行が始まります。
そのままゴールまで走り続けて完了となります。
●次は車庫入れor縦列駐車!
二人の受験者が走行を終えると教習所構内に戻り、今度は車庫入れの課題になります。
”方向変換“もしくは”縦列駐車“を行い、これにて採点終了となるんです。
両方合わせた採点により合否が決まります。
卒業検定の合格基準は?
卒検に合格するためには一定の点数を取る必要があります。
路上での走行と構内での車庫入れ両方を合わせて70点以上で合格となります。
仮に、路上検定中に一発中止になった場合でも教習所での検定は最後まで走り切ることの方が多いようです。
試験場では、点数がなくなるとその場で引き返すようですがどちらにせよ不合格。
(私ならもう走りたくないかも(笑))
検定の採点は減点法となっていて、持ち点100から始まりミスがあるごとに減点されていく方式。
加点がないので無理をする必要はありません。なるべく減点の少ない運転を心掛けましょう!
卒業検定の注意点
卒業検定で気をつけたいのうっかりミスによる減点。
私のいる教習所の合格率は90パーセントくらいで、落ちてしまった教習生のほとんどが一発中止。
がーーーーーん。。。
ですが、これからご紹介する二つのポイントだけしっかり押さえておけば大丈夫!!
①歩行者に気をつける
検定で横断歩道付近の歩行者の見落としをしてしまう人は少なくありません。
これから渡ろうとする人も保護の対象になりますので特に信号の無い砲弾歩道付近では注意しましょう。
“あの人渡ったらやだなぁ”くらいに気にかけておけるといいですね!
②車庫入れはぶつかる前にやり直す!
構内車庫入れは、私が教習中に見る限りでは入れない人はまず居ません。
特に方向変換は入れない人よりも出られない人の方が多い印象です。(幅はクランクと同じなんだけどね。)
車庫入れのコツは『まっすぐ』とか『一発で入れる』とかではなく、とにかくぶつからないことを意識しましょう!(検定では特にね。)
卒業検定に一発で合格するためには?
さて、検定で一発合格するために気をつけて欲しいことを最後にまとめたいと思います。
・路上では歩行者 信号機に気をつける
・場内ではとにかくぶつからないこと!
極端に言ってしまえはこの2つさえ気をつけてくれればOKです。
この2つだけですよ?!
簡単でしょ?
この2つさえしっかり覚えておいて、あとは本番落ち着いて運転することができれば絶対、誰でも合格できるんです!!
本音を言えばまだまだ気をつけるところはありますが、あまり気張りすぎるとガチガチになってしまって逆効果。
シンプルなことだけ守ってくれればいいのです。
検定は必ず受かります!
皆さん、検定は必ず受かります!
なぜなら、受からない人は二段階のみきわめもらえません。
受からないのにみきわめをしたとすればその指導員の責任です。
あなた自身が受かるレベルに到達しているからみきわめはもらえるのです!
できるだけ自信をもって堂々と検定を受けてきてください!
落ちても大丈夫!免許証には書かれないから!!
っていうくらいの気持ちで挑んでみてくださいね♪
カズキチ