16歳で普通二輪免許を取得したときのはなし。
原付免許を取りに行くことを家族に相談したところ
母親に翌日教習所に連れて行かれました。
「バイクに乗りたいならちゃんと勉強しなさい!」
これが、カズキチ先生の教習所生活の始まり。
何もわからないまま教習所に連れて行かれ
自分でローンを組んで教習を始めました。
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昔ながらの怖い感じの教習所。薄暗いロビーに自動で出せる原簿ラック。
二輪の待合所は本館から少し離れた仮設のプレハブ小屋でした。
技能教習は、予約がされていたので教習のある日にいけばよかったけど
学科教習は自分で予定を立てないといけなかったからなかなかめんどくさくてサボリ気味でした。
技能教習を進めていくにつれて、バイクに乗る楽しみを見つけ張り切って教習所に通っていましたが
学科だけはどうしても楽しくなれなかった。
指導員の人の声が眠気を誘います。ビデオを見てる間は半分寝てる状態。
何より嫌だったのは授業の途中である一問一答。これがまためんどくさい。
指導員が問題文を読み、机には◯と✖️のボタンがあるので各自ボタンを押して回答をまつ。
これが、とても苦痛だったと記憶します。間違えた時に指導員がこちらをみてるのがわかるから。
「あ、俺間違えたな」としょんぼりするわけです。
一段階の学科が終わると効果測定がありましたが、勉強が嫌いだったカズキチ先生はいつもノー勉。
そんなんでは受かるわけもなく、5回も受ける始末。当時通っていた教習所は効果測定が一回2千円しましたので全部で一万円笑
これは、かなり痛い出費でした。
なかなか受からなかったカズキチ先生は、反抗期を迎え家出を繰り返す始末。
家出を繰り返してるうちに気がつけば教習期限が迫ってきていました。
教習所から、期限切迫の連絡が。
「これは、やばい」と気がついてからは毎日教習三昧。
二段階の学科から技能教習まで毎日欠かさずに通ったのを覚えています。始めからこの勢いでやればあっという間に終わったのに笑
二段階の見極めをもらったのは教習期限まであと3日ってところでした。
根本にどこかめんどくささがあるので教習コースを覚えることができず、検定なんか半泣きでした。かなりの問題児。
そんなに迷惑をかけて卒業した教習所に今就職して指導員としてお仕事させてもらってます。笑
現在の会社に入社した際、君は卒業生だよね?と10年も前に教習をしてくれた指導員の方に言われました。
恐るべし記憶力。今思えば問題がありすぎて目立ちすぎたのかな・笑
そんな感じで教習所に迷惑をかけてしまった過去があるからか、最近では期限相談に乗るような立場になってみなさまのサポートをしています。
世の中どんなことがあるかなんてわからないものですね。
まさか、あんなに面倒だった教習所に通うことになるなんて。笑
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