二段階技能教習項目13 危険セット教習とは技能教習と学科教習をセットにした2時限続きの教習になります。
教習生3人に対し指導員が1人で行う教習。
初めて路上で他人を乗せて走る教習になるので、不安!という方も多いのではないでしょうか?
でも大丈夫。この記事を読んで予習していきましょう!
危険セット教習実施方法(実車による教習法)
実車で危険セット教習を行う場合は、3人いる教習生に交互に運転をしてもらいます。
1人は運転残り二人は観察教習になりますので、眠らないように注意(笑)
ここで観察するのは自分が運転している時と、後部座席で観察している時の視野や見えるものの違い。
座席が違うので同じようには見ることは難しいのですが、観察中の方が心にゆとりが生まれ、いつも以上に危険な場所や危険な状況を把握することができます。
初めて路上運転により他人の運転を見ることになりますので、ここで自分と前者の運転操作の違いなどをしっかり確認しておきましょう!
2時間目:危険予測ディスカッション
運転が終わると今度は教室に戻りディスカッションの時間になります。
ここで、それぞれ運転した時の感想や観察した時の感想などを皆でディスカッションをしていきます。
話すのが苦手な人は次の項目を控えておくと楽チンです!
- 他人の運転を見てよかったところ(自分と違ったところ)
- 他人の運転を見て悪かったところ(自分と違ったところ)
- 危険な場所(横断歩道や小学校付近や団地など人が多そうなところをピックアップ)
- 危険な場面(例・駐車車両の隙間から歩行者・駐車車両のドアの開閉、急発進など)
上記4項目を控えておくことで話すネタが生まれますので運転前に参考にしてください!
運転は実車意外にシミュレーターを使う場合も
実際に運転をするのではなく、シミュレーターを利用し路上運転を行う場合があります。
この場合は、実際に起こりうる危険を映像で再現していますので歩行者や自転車があたりにくるような場合もあります。
運転の自信を無くさせるためではなく『実際に危ない場所を再現しているだけ』なので安心してくださいね。
危険セット教習はとても大切
いろんなパターンを知ることで危険な状況は回避できるようになりますし、常にネガティブな想像をしてみるのもありでしょう。
何と言っても恐さを忘れてしまうと危険は回避できません。
慣れが事故を呼び寄せることもありますので、忘れないようにしましょう。
危険な場所は、見える危険だけではなく見えない危険も想像してみることでたくさん見つかります。
不安な方はいつでもカズキチ先生に連絡くださいね!わからないことをわからないで終わらせないのが一番です。