AT限定免許を取得したけど、就職でMT限定免許が必要になったり自分の乗りたい車がMT車だったりと後から必要になってしまった場合限定解除という方法で免許を変更することができます。
限定解除できる場所は2つ
- 運転試験場
- 指定自動車教習所
この二つですが大きく違うのは練習できるかどうか。
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運転試験場で一発試験
運転試験場での料金は、一般受験者 3,000円(試験手数料 1,450円、試験車使用料1,550円)と割とリーズナブルですが何回で合格できるのかがポイントになります。
練習なしの一発合格に自身がある人はこれが一番おすすめ。受験回数✖︎3,000円となりますので回数が少なければ激安でAT限定免許からMT限定免許に限定解除をすることができるのです。
しかし、試験場の試験はそんなに甘くない。普段、車に乗っている人ほど落ちやすいと思っていいでしょう。試験場の場内の試験のみで採点を行うのですがこれが大変。
試験場の中は完全なる法規走行。普段から法規走行をバッチリしてますって人でもきっと法令違反は必ずしています。
気がつかずにしている法令違反
運転免許をもらい一人で路上運転中の動作を思い返してみてください。交差点の曲がる速度、みなさまどれくらいの速度で走っていますか?大体の車が20キロから30キロがいいとこ。
速度を落とさずに進入してくるひとも少なくありません。ここがポイント。交差点の中は徐行の定義があるのをご存知でしょうか?
徐行=約時速10キロ以下。そこまで落として曲がっている車を私は見たことがありません。さらに、右折車は交差点の中心で対抗直進車を優先しますが交差点内に停止していい車の台数は1台になりますので2台目3台目は信号無視になる可能性も。
限定解除で行う課題
試験場のコース及び、教習所のコースで試験を行う場合は課題を必須とします。
- S字コース
- クランクコース
- 見通しの悪い交差点
- 踏切
- 坂道
- 方向変換
- 縦列駐車
AT免許からの限定解除になりますのでMT車の運転がしっかり理解できているのかも大事。発進停止やギアの変速操作。加速・減速・低速走行。AT免許では楽々できていたようなないようですがMT免許になると多少の難しさは否めません。
教習所での限定解除
教習所では、最低4回の練習を1回の審査で合格できればOK。教習所での限定解除となると入学金や維持管理費などが発生しますので5万から7万くらいかかるようです。
1回の教習が5,000円〜6,000円前後とすると3万弱が技能教習の料金となり10,000万は限定解除審査料金。のこりは入学金に当てられます。
費用としては、やはり一発試験より割高になりますが、4回練習することができるので場内コースのポイントや運転操作の取り扱いなど教えてもらうことができるので審査に受かる確率はかなり高いかと思います。
何回やっても受からないような教習所は指導員の質が問われますもの…。
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どちらで免許を限定解除する方がいいのか
結論として、どちらで取ればいいのか。運転に自信がある方は直接試験場で何度か試験を受けた方が断然費用がかかりませんのでそちらをお勧めします。試験場では、土日に場内コースを解放しています。解放されたコースをレンタルし練習することもできますし、場合によっては指導員をレンタルしてくれる試験場もあるようですので走り方のレクチャーを受け試験に挑むのがいいでしょう。
運転に不慣れ・AT免許を取得したばかりのひとはできるだけ教習所に通うのがいいでしょう。以前通っていた教習所などにもう一度通うようにすればコース内のポイントは数回走れば思い出せますし、なんども試験を受ける手間も省けます。
両者とも、技能の試験のみで運転免許の限定解除を行えます。試験に受かれば免許書き換えでOK。閑散期の教習所なら1週間もあれば限定解除が可能です。
しっかりポイントを掴んで法規走行&安全走行で一発合格を目指しましょう。
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